孤島傾斜に雛鳥抱く~アホウドリ~
昭和の海をうたう
大羽を 広げて海原 信天翁(アホウドリ) 孤島傾斜に 雛鳥抱く
大羽(おおばね)を広げて海原(うなばら)信天翁(アホウドリ)孤島傾斜(ことうけいしゃ)に雛鳥抱く(ひなどりいだく)
昭和33年頃、磨さんがトビウオ刺し網漁に出ていた頃の鳥島の風景を短歌にしました。
伊豆諸島の鳥島には、アホウドリが生息しています。
鳥島は小さな火山島で、当時は観測所だけがあり、
船の上からは、傾斜地の草の生えたところに、
20羽ほどの鳥が、白く点々と動きが見えるだけだったそうです。
遠目で見てもわかる、アホウドリの大きさに、磨さんは驚かされたようです。
風が強いときは、島陰では灰が飛んできたとか。
アホウドリは羽毛採取や火山の噴火の犠牲となり、絶滅寸前でしたが、
絶滅危惧II類 国内希少動植物種に指定され、いまでは6000羽以上が確認されているそうです。
長谷川 博先生(アホウドリ先生)の積極的な保護活動のお陰ですね。
https://www.justsystems.com/jp/school/academy/hint/sogo/work013_1h.html
オキノタユウになるのでしょうか⁉