炊屋(かしきや)~まぐろ土佐船~
磨さんが漁船をおりて、短歌と出会い、
川柳や俳句も含め新聞に掲載された詩が100作以上となりました。
最初から見ていただいている方の中には、記憶の片隅に残っている方もいらっしゃるかと思いますが、
勇魚(いさな)を覚えてますか?
勇魚を読んでみたかったので、磨さんに送ってもらったのですが、
1ページ目で挫折したまま、今に至っています。。
が、磨さんは勇魚を送ってくれた時に、他にも何冊か本を一緒に送ってきてくれたのですが、
それが、こちら↓
まぐろ土佐船
斎藤健次さんのノンフィクション(2000年12月に初版)
「遠洋漁船のコック長が見つめた航海1770日の記録」です。
まぐろ土佐船を読み始め、私は父の仕事がどんなに過酷なものだったのか、
漁船での生活等も知ることができました。
子供の頃、父が船の中を見せてくれたことがあります。
細くて狭いベッドやお風呂、機械場等々
探検気分でワクワクしたのを覚えています。
磨さんの短歌には、まぐろの話もでてくるので、
投縄ってなんだろかとか、まぐろのことをネットで調べていたところ、炊屋(かしきや)のホームページにたどり着きました。
炊屋(かしきや)←ホームページ
まぐろ土佐船にもお店のことは載っていましたが、当時はそこまで読み進めていなかったので、
ん?斎藤健次さん?
んん?まぐろ土佐船⁈
あ!まぐろ土佐船ありますよ!うちに!となり、
炊屋に行かなくては!
そしてまぐろ漁船のコック長が作った料理を食べてみたい!
何よりも、父の仕事をまぐろ土佐船を読んで知ることができたお礼を言いたい!と思い、
いつも英訳してくれているMariちゃん(チーム漁業歌人 磨)と一緒に、つい先日予約をして行ってきました~!
炊屋(かしきや)(船橋市)
店主の斎藤健次さん
まぐろのホホ裏刺し
まぐろの目玉
↑本当はその日のメニューになかったのですが、Mariちゃんのお目当ての一品だったため、ゴリ押しで特別に作っていただきました。
ありがとうございます。
食べたいときは、お店に予約を入れるときにお伝えしておいたほうが良いですね。
まぐろのスペアリブ
まぐろの酒盗
梅きゅう
写真が食べかけだったので載せてませんが、キャベツのたっぷり炒めもいただきました!
どれもこれも、とても美味しい!
まぐろの色んな料理を食べることができて貴重な体験でした。
磨さんも一緒に来れたら、どんなに楽しかっただろう。
まだまだメニューはたくさんあり、本当はもっと色々食べてみたかったのですが、
2人では食べきれないので、今度は3~4人くらいで行こうかなと思います!
他のお客さんが帰ったタイミングで、斎藤さんとお話することができました。
まぐろ漁船の冷凍室に、誤って閉じ込められてしまった時のお話を聞いてみました。
私はまぐろ土佐船の本の話で知っていたのですが、Mariちゃんは初めて聞いたのでとても衝撃を受けています↑
ぐいぐい聞いています。
磨さんが乗っていた漁船は、まぐろ土佐船のように1年も2年も帰ってこられないという訳ではなかったですが、
父は私たちにはあえて、仕事の過酷さなどを話したりはしなかったので、
いまこうやって磨さんの短歌にイラストを描くようになり、
まぐろ土佐船の本のおかげで、遠洋漁業という父の仕事を深く知ることができ、とても感謝していることをお伝えしました。
斎藤さんは、そういう意味でもこの本を執筆したということでした。
船で仕事をしている人の家族や他の人たちにも知ってもらいたいという気持ちで。
まぐろ土佐船から繋がったご縁を、大切にしていきたいと思います。
中古みたいですが、DVDや漫画もありました!
活字が苦手な人には嬉しい。
こちらの「絵で見てわかる マグロがもっと美味しく食べられる本」と「吼える40度線」をいただきました!
嬉しい~~(*'▽') ありがとうございます。
気仙沼の出版社から出ているんですね~
親近感♪
絵で見てわかる マグロがもっと美味しく食べられる本
アマゾンで売ってました↑
絵がとても可愛いし、お勉強になります。
吼える40度線
YouTubeに予告編がありました!
なんとギターで唄っていただきました~
むちゃぶりすみません。。ありがとうございます。